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新しい年を迎え早10日が過ぎました。

新年早々石川県では大きな地震にみまわれ特に能登半島方面では大変な被害が出ています。

私たちの活動拠点である小松市でも大きな揺れがありそれに伴う被害が出ていると聞いています。被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

本日今年初めてのミーティングがありコレクションやメンバーの状況確認ができました。

幸いなことにコレクションには何の問題もなく、またメンバーもみな大きな被害もなく元気で過ごすことができております。

この度の発災では各方面の方々からご心配やお見舞いのご連絡をいただきました。本当にありがとうございます。日常の生活が送れることは決して当たり前ではないと肝に銘じつつ、日々を大切にし今年も活動を続けていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


この秋の企画の最後は2回の講演会でした。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

10月28日(土)は第8回タイサンボク講座が開催されました

昨年に引き続き公立小松大学学長 山本博氏をお迎えしました。

昨年は時間が足りずに最後の方は駆け足でのお話になってしまいとても残念でしたが、

今年はより楽しくわかりやすく、山本氏のオデッセイを最後まできっちり聞くことができました。

また、小松の学問所であった集義堂の話から、小松の教育についてのお話があり、現在の公立小松大学は集義堂と共通するところがあるとお考えだということでした。

近代医学のお話の中で天然痘の種痘が小松に導入されたお話など興味深かったです。


人生の一番いいもの それは母親です。

これが山本氏の人生の結論ということでした。






11月3日(祝・金)は元福音館書店編集者・古川信夫氏をお迎えしました。

「希代の出版人・松居直~その原点と到達点」というタイトルで、松居氏の行ってきた様々な仕事をお話していただきました。

松居氏の原点は京都で様々な体験をしたこと、本物にふれてきたこと、それがこれまでの絵本作りに活かされており、優れた絵本が作り続けられたとおっしゃっています。

学生時代、フィールドワークに興味を持たれたことから様々な土地を歩き、そこで現在ならば博物館でしかみることのできない本物の絵巻物を目にした経験などはそれまでになかった絵本作りのヒントになっているとのことでした。

松居氏が残した絵本をこどもたちに手渡し、こどもたちがさまざまな体験していくことが大切なことだとあらためて思いました。







10月5日(木)、企画展の最終日にはホール内で子育てママのリラクゼーションカフェが行われました。

まずは松居直コレクションプロジェクトのメンバーによる食育に関する絵本の紹介から。

お母さん方は興味を持ってお話を聞いています。




次に公立小松大学 保健医療学部看護学科教授 坂本めぐみ先生によるマッサージの指導。

普段、子育てで大変な毎日のお母さんのためのリラクゼーションマッサージです。

色々なツボを教えていただいたあとはアロマオイルローションでのマッサージ。

好みの香りを選びそれぞれが自分自身のためにマッサージをします。




ワークショップ終了後は皆さんゆったりとした気持ちでお茶とお菓子をいただきました。

メンバーの託児により少しだけお子さんから開放されたかな。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。


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