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今回の企画展「絵本の夜明け~松居直の仕事~」の関連事業として、かこさとし氏のかがくの本の世界を実験で楽しむという企画が行われました。

「あまいみず からいみず」を作ってみよう。

講師は、実験の楽しさを伝える活動を続けている四ヶ浦弘先生です。

砂糖と塩を水に溶かして飲んでみる。

砂糖をたくさん入れて溶かした水は甘くて美味しい。

お湯を注ぐと溶けにくかった塩も溶けて砂糖水と同じように透明に。

飲んでみると、ああ、辛い!

海は水はなぜ塩辛いのかなとの質問にこどもたちはきょとんとした様子。

遥か昔、地球が出来たときからの話になると、知っているようで知らなかったことがたくさんあり、そのスケールの大きさにそばで聞いていた大人たちも興味津々でした。

地球の中を見てみようという実験までしてくださいました。

砂鉄を熱し、何千度にも高温になるドロドロのかたまりはどうなるのかな。

先生はかこさとし氏の本が大好きで沢山持っているとのこと。

かこさとし氏のかがくの本をもう一度読んでみようと思いました。



7月15日より絵本館ホール「夢の本棚」にて企画展「絵本の夜明け~松居直の仕事~」が開催されています。

今回は松居氏が編集者として成し遂げてきた仕事の歩みを寄贈されたものの中から絵や作品を通して知っていただけるように展示しています。

初日の昨日には沢山の来場者があり、展示を楽しんでいただきました。

展示期間は8月18日㈰まで、開館時間は10時~15時までとなっております。

沢山のご来場をお待ちしております。尚、休館日にはご注意ください。



海の日の昨日、かこさとし氏・長女の鈴木万里さんと松居直氏・長女の小風さちさんによる対談が小松市の空とこども絵本館にて開催されました。

沢山の来場者で絵本館の中は一杯になりました。

来場者の中には県内外や遠く東京からも足を運んで下さった方もおられたそうです。

対談が始まり、時々、鈴木さんから来場者に突然の質問がありドキドキする場面もありました。

かこ氏が絵本の道に入られたきっかけには松居氏が大きく関わっておられました。

かこ氏の作品が描かれていた一枚の絵ハガキに松居氏が関心を示し、この人ならば時代にあった絵本をつくることができると直感し絵本の世界にお誘いしたそうです。

そして出来上がった絵本が「月刊こどものとも『だむのおじさん』」です。

かこ氏と松居氏には共通点が沢山あったとのお話も。

絵本「万里の長城」の制作のあと、お二人のご家族で中国に出かけられ、

長城を歩いたり、かこ氏の美術大学での講演の時のエピソードなど、作家と編集者を超えたお二人の繋がりを話してくださいました。対談の1時間半はあっという間に。

万里さん・さちさん、素晴らしいお話を聞かせて下さり本当にありがとうございました。


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