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絵本は、

読み手と聞き手の体験の中では

「読み手」のものです。

絵もそうです。


絵も、

読み手が

手で開いて見せてくれたんです。

ですから、

子どもは、

絵本を開く大人の読み手の

手の動きをとってもよく見ています。


絵本は、

読み手と聞き手の中に、

その時間と空間が

生き生きしたものになる。

その時間と空間の喜びを、

読み手と聞き手が

共有できることがすごい。




絵本を読んでもらった時に、

聞き手は

その物語に

非常に心を動かされてる。

動かされますと、

それを

読んでくれた人のことを忘れない。

お母さんが

圧倒的に多いですね。


なぜかというと、

その人の声で、

言葉で聞いたからです。

絵本を読み手の声で、

読み手の言葉として受け止めて、

そして

その世界に入って行って

楽しい思いをしたんですね。


更新日:2021年7月31日



大切なのは、

毎日の生活の中で

子どもたちが

どんな言葉を聞いて

育っていくかってことです。

子どもの言葉の中に

子どもの気持ちがあるんですから、

それをちゃんと聞く力が

大人の方になければ、

子どもの心も育ちません。

言い放しになってしまいます。


大人がちゃんと聞いて

子どもの気持ちを感じ取る。

そこで、

人間関係ってものが

できるわけですから。


小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
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