2021年9月6日耳から聞く言葉と目で見る言葉がひとつに更新日:2021年10月7日子どもたちの中に、耳から聞く言葉と、目で見る言葉が一つになって、そこに絵本ができるんです。絵本は、子どもが自分で作るんです。その世界を思い描くんです。その時に、どういうふうに思い描くかってことが、いわば子どもと絵本の関係、そして、子どもがどれほど豊かな言葉を耳にして育ったかということが問われることになるわけです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
子どもたちの中に、耳から聞く言葉と、目で見る言葉が一つになって、そこに絵本ができるんです。絵本は、子どもが自分で作るんです。その世界を思い描くんです。その時に、どういうふうに思い描くかってことが、いわば子どもと絵本の関係、そして、子どもがどれほど豊かな言葉を耳にして育ったかということが問われることになるわけです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
2021年9月5日文章と絵を一体化させる更新日:2021年10月7日絵本は、耳で聞いて、そしてその時に耳で聞きながら絵を読む。その二つの言葉の世界を一体化させるのは、聞いている子どもたちです。絵本は、子どもは見るんじゃないんです。読むんです。なぜかというと、あれは全部言葉です。文章だけじゃなく、絵も全部言葉なんです。言葉を絵にしたんですから。絵を読まなければ、絵本は半分も読めたとはいえません。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
絵本は、耳で聞いて、そしてその時に耳で聞きながら絵を読む。その二つの言葉の世界を一体化させるのは、聞いている子どもたちです。絵本は、子どもは見るんじゃないんです。読むんです。なぜかというと、あれは全部言葉です。文章だけじゃなく、絵も全部言葉なんです。言葉を絵にしたんですから。絵を読まなければ、絵本は半分も読めたとはいえません。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
2021年9月4日絵本は物語の意味を教えたらだめ更新日:2021年10月7日物語は、大人になったときに役に立つ。大人になって社会に出たときに、いろんなことに出会う。そうすると「あっ、今自分が出会ってることは、あの話に出てきたことだな」ーどういう選択肢があるのかなってことが分かってくるんです。だから、絵本は物語の意味を教えたらだめです。教えたら、心の中に入る前に頭に入っちゃいますから。心にまず入って、成長する中で深く理解できる。「松居直コレクションプロジェクト」会報より
物語は、大人になったときに役に立つ。大人になって社会に出たときに、いろんなことに出会う。そうすると「あっ、今自分が出会ってることは、あの話に出てきたことだな」ーどういう選択肢があるのかなってことが分かってくるんです。だから、絵本は物語の意味を教えたらだめです。教えたら、心の中に入る前に頭に入っちゃいますから。心にまず入って、成長する中で深く理解できる。「松居直コレクションプロジェクト」会報より