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10月2日から9日まで(4日・6日は休み)絵本館ホール「夢の本棚」を開放します。

今回は「センス・オブ・ワンダー」をテーマとした絵本などをご用意しました。

普段中々ごらんになっていただけない松居氏に関する色々な資料も展示します。

会期中には、「センス・オブ・ワンダー ~レイチェル・カーソンからの贈り物~」

(制作・配給:グループ現代)のDVDも上映しておりますので、どうぞお立ち寄りください。

更新日:2021年10月7日



日本人の美意識は、

ヨーロッパの人以上に

余白に対して

非常に鋭いものがある。

東アジアには、

余白の中に

いろんなことを創造していく、

余白の見事な表現をしている技術が、

古代からあるわけです。


絵によって語り方が違う。

ある人は

線でうまく語るし、

ある人は

形を作ることが非常にうまい。

色彩ってのは、

無駄にこの頃の時代の人は

使わなかったんです。

線が一番大切なんです。


更新日:2021年10月7日



詩人は、

言葉を磨く人なんです。

ある作家が

言っていることなんですけど

「手垢にまみれた言葉を、

詩人はちゃんと磨いて

まっさらな言葉にして、

詩を書いている。

私たちにそれを

ちゃんと伝えてくれるんだ」と。


同じ言葉でも、

詩人にかかりますと、

ピカピカの詩になるんです。

前後の言葉の関係で

見事に生き返ってくる。

普段私たちが

使っているような言葉が。


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