2022年2月27日ものを自分たちの目でみる現在、映像に取り囲まれた生活に子どもたちはいます。一番考えてやらなきゃいけないのは、「ものを自分たちの目で見る」ということ、見せられるんじゃなくて自分の目で見るということです。そのためには、自然だとか生活だとか、子どもたちがどのくらいしっかり見てるかどうか。意外に見てないんですね。私たちの周囲に転がっているいろんな自然や生活の中に、とてもとても豊かな言葉がある。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
現在、映像に取り囲まれた生活に子どもたちはいます。一番考えてやらなきゃいけないのは、「ものを自分たちの目で見る」ということ、見せられるんじゃなくて自分の目で見るということです。そのためには、自然だとか生活だとか、子どもたちがどのくらいしっかり見てるかどうか。意外に見てないんですね。私たちの周囲に転がっているいろんな自然や生活の中に、とてもとても豊かな言葉がある。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
2022年2月25日「見せる絵」ではなく「語る絵」を絵本の絵っていうのは「見せる絵」ではありません。「語る絵」です。でも、最近の絵本は絵を見せるだけで、物語はちっとも伝わらないってことが多いです。絵を見た途端に物語は忘れてしまうみたいな、物語の印象が残らない。日本の60年代、70年代の絵本というのが、非常に絵で物語を語るってことを見事にやってるんですね。文章もそうです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
絵本の絵っていうのは「見せる絵」ではありません。「語る絵」です。でも、最近の絵本は絵を見せるだけで、物語はちっとも伝わらないってことが多いです。絵を見た途端に物語は忘れてしまうみたいな、物語の印象が残らない。日本の60年代、70年代の絵本というのが、非常に絵で物語を語るってことを見事にやってるんですね。文章もそうです。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
2022年2月24日日本語の調べや響きを伝える大人は、だいだい子どもに言葉を教えようとします。特に、意味を教えようとします。そうじゃなくって、言葉の一番本質的な「調べ」だとか「響き」だとか、そういったところが伝わらないと気持ちが伝わらない。生き生きとして来ないんですね。ですから、絵本は子どもに読んでやるもんです。絵本を選ぶ時に一番考えないといけないのは、絵本のテキストの日本語です。「松居直コレクションプロジェクト会報」より
大人は、だいだい子どもに言葉を教えようとします。特に、意味を教えようとします。そうじゃなくって、言葉の一番本質的な「調べ」だとか「響き」だとか、そういったところが伝わらないと気持ちが伝わらない。生き生きとして来ないんですね。ですから、絵本は子どもに読んでやるもんです。絵本を選ぶ時に一番考えないといけないのは、絵本のテキストの日本語です。「松居直コレクションプロジェクト会報」より