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私の編集方針の一つに

「日本の絵で物語を語る文化を

次の世代に伝えたい」というのがあります。

そのために、

絵巻物の手法を徹底的に学んで、

絵本の表現に活かすよう心掛けてきました。


12世紀、13世紀から

「絵巻物で語る」という文化と芸術を

日本は確立しています。

世界的にほんとに珍しい。





子どもの絵本は

ストーリーが分かれば

意味が分かれば

いいってもんじゃありません。


子どもの中で

もちろん

その意味が分かって

ストーリーも分かって

それが

目に見えるように

子どものイメージが

働かなければだめなんです。

子どもの本を読むようにしていただきたい。





20世紀が終わった時に私が感じましたのが、

20世紀は

「物とお金の時代」だったということでした。

21世紀は

「精神的に豊かな時代」「文化的に豊かな時代」を

作って行かなくてはいけないと思います。

物とお金には命がない。

命が大切にされてない。

命は目に見えません。


言葉を豊かに持っていると、

目に見えないものが見えるようになって来るんです。

目に見えないものでも、

私たちの言葉の豊かさによって

感じたり、思い描いたりすることができる。

そういったことをもう一度考えて、

子どもの本を読むようにしていただきたい。

小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
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