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6月の第3土曜日の「ことばをたべよう会」では昔話がとりあげられました。


メンバーのひとりに七尾弁で昔話を読んでもらい、それから「昔話」について考えてみました。

昔話は昔からある空想的な物語で、文字ではなく声で語られ伝えられてきたお話ですね。

色々な地域で語られてきていますが、意外と似たようなお話があることに気づきました。

空とこども絵本館では小松の民話絵本として5冊発行されていますが、最初の一冊、

『ちょうちんぶちのかっぱ、たらいぶちのかっぱ』のお話は河童が出てくるお話ですが、熊本県にも似たようなお話があると松居氏が話されていたそうです。

七尾弁から地域の方言の話、また同じ小松でも全く知らなかった風習があることを知り皆で驚きました。


次回、7月15日(土)はメンバーに絵本を読んでもらうことになりました。誰かに絵本を読んでもらい聞く機会は大人になると中々ありません。どんなお話なのかとても楽しみです。





5月20日(土)に松居直コレクションプロジェクトのメンバーで勉強会を行い和やかな時間を過ごしました。勉強会といっても皆で絵本を通しての気づきや感じたことを語り合う会で、

今年の活動のテーマの「言葉を食べよう」にちなみ会の名称も「ことばを食べよう会」とすることにしました。


3月21日に1回目が開催されましたが、前回に引き続き『絵本の中へ帰る 完全版』高野志保 著(夏葉社)から1編を取り上げました。

今回は『きつねにょうぼう』長谷川摂子 再話 片山健 絵(福音館書店) についてで、まずは取り上げてくれたメンバーに絵本を読んでもらい、そのあと参加したそれぞれが自由に語る機会を持ちました。

このお話は旧山古志村に伝わる昔話からできていて、絵本に出てくる言葉には方言が使われています。言葉ひとつひとつに味わいがあり物語に深みを与えています。ページをめくるとパッと目に飛び込むページいっぱいに描かれた美しい絵。こんな機会がなければ気づくことができませんでした。きつねのしっぽからたぬき、カモシカの話まで話題はどんどん進みます。とても楽しいひと時でした。

次回は6月17日(土)13:30~。

メンバーのひとりに七尾地方の昔話を聞かせていただきます。七尾弁で語ってくださるそうでとても楽しみ!ご興味のある方はぜひHPからでもお問い合わせください。




今年で11年目の松居直コレクションプロジェクトです。

昨年度は大きな企画展を無事に終了することができホッとしておりますがまだまだこれからです。今後ともどうぞよろしくお願いします。

まずは、4月29日(祝・土)13:30より総会を開催いたします。

総会終了後は保管してある松居氏の講演会のDVDを視聴いたします。メンバーの方はぜひご参加くださいませ。


さて、今年度のテーマは「ことばを食べよう」です。

かつて松居氏から聞いたお話の中で「赤ちゃんはことばをそのまま口にいれてしまう」というものがありました。赤ちゃんが食べてしまった言葉は果たしてどうなるのか。

言葉を食べた赤ちゃんはどうなっていくのか。一年間をかけて考えていきたいと思います。

これまで、2021年は「センス・オブ・ワンダー」、2022年は「ことばと生きる」とし、皆様からの投稿をお願いしておりました。今年度も引き続きお願いをするとともに、新たに今年度はメンバーのみなさんが集まる会合でもこのテーマを考えていきたいと思います。

次回は5月20日を予定しています。

集まった言葉は随時掲載していく予定です。皆様の投稿も心よりお待ちしております。





小松市立空とこども絵本館

<活動拠点> 小松市立空とこども絵本館ホール  夢の本棚

〒923-0918 石川県小松市京町19-5  TEL 0761-23-0033

絵本
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