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​関根里江編集長からの回答

11月23日(水・祝)には、企画展関連イベントとして、福音館書店 こどものとも編集長・関根里江氏の講演がありました。

当日は「松居直から受け継いだもの~絵本づくりの現場から~」として、思いのこもったお話を聞かせていただきました。関根氏への質問は後日承り、関根氏よりご回答をいただきましたのでここに掲載いたします。

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・関根さんが担当された本はどれですか?また、その中で特に松居さんからアドバイスをもらって影響を受けた本はありますか?

200冊くらいあると思います。たくさんありすぎて書ききれませんが、講演でご紹介した『木』『ゴリラ』『まどのむこうのくだものなあに?』のほかには、『ガオ』『かとりせんこう』など田島征三さんの作品、『もじもじこぶくん』などきくちちきさんの作品、『まよなかのトイレ』などのまるやまあやこさんの作品、『でんしゃにのったよ』『ちょとだけ』、『バルバルさん』など西村敏雄さんの作品、『おばけかぞくのいちにち』などおばけかぞくシリーズほか『はちかづきひめ』中井智子さん『あたまがいけ』斎藤隆夫さんの作品など日本の昔話絵本、『ノホディとかいぶつ』をはじめアジア、東欧の昔話絵本などが多数あります。山脇百合子さん、岸田衿子さん、梶山俊夫さん、小風さちさんともいろいろお仕事をさせていただきました。直近の作品では、12月号『ゆきのたんじょうび』『バーティともみのき』。

松居からの直接のアドバイスは、特にありません。講演でお話した『木』は、ことばの木島始さんをご紹介いただいた作品です。

 

 

・関根さんが1番好きな絵本は何ですか?また、松居さんが手掛けた絵本で一番すきなものはどれですか?

一番好きというのは、とても難しいです。たくさんあります。でも小さい時に好きだった本は特別ですね。『ひとまねこざる』『ちいさいおうち』『ぐりとぐら』『ぞうくんのさんぽ』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『ぶたぶたくんのおかいもの』『スーホの白い馬』

『わたしのワンピース』『へいしのなみだ』『はなのすきなうし』… やはり、どんどん出てきてしまいます。

松居が手掛けた作品の中で、一番好きというのも、とても難しい質問です。

『ぐりとぐら』『スーホの白い馬』『ぶたぶたくんのおかいもの』でしょうか。

 

・もしかしたら松居さんを父のように感じていましたか?

そうかもしれません。父を亡くした気分です。

 

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