2022年度は「ことばと生きる」
以下の5つをテーマとし、2021年度から5年間かけて活動していきたいと考えています。
今年度の活動目標は「ことばと生きる」です。
活動の5つのテーマ
□センス・オブ・ワンダー (2021年)
■ことばと生きる (2022年)
□ことばを食べよう (2023年予定)
□音読のすすめ (2024年予定)
□絵を読もう (2025年予定)
尾木沢館長から今年度のテーマ「ことばと生きる」に寄せて
言葉と生きる
先生は、言葉をとても大切になさる方です。言葉によってものを考え、言葉によって感動を表わし、言葉によって人とつながる。それが、生きるということなのだと、繰り返し話してくださいました。だから言葉は、喜びをもたらすものであるのだし、またそうでなくてはならないものなのだとも。
ご自身の幼いころを振り返って、先生は以下のようなことを私たちに繰り返し話してくださいました。
自分は、言葉を母からもらった。折に触れて母が口にした言葉、たとえば静かに降る雨を「絹漉しの雨」と表現したことなどは、深く心に刻まれている。
「コドモノクニ」に掲載された北原白秋の「アメフリ」との出会いは、衝撃的なものであった。「ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン」という響きが楽しくて、何度も繰り返しながら布団の上で飛び跳ねていたそうだ。
そうした言葉のリズムや響きに心を動かされ、先生はご自身の感性を磨いていらっしゃいました。画家や作家との度重なる対話、その積み重ねの結晶として生まれた絵本には、先生の言葉への深い信頼と愛情とがこめられているのです。
昨年度の「センス・オブ・ワンダー」に代わって、今回は「言葉と生きる」をテーマに据えました。松居先生が大切にしていらっしゃる「言葉」を、私たちももう一度見つめていきたい。土地に根づく方言や、ものの状態を表現するオノマトペなど、さまざまな角度から「言葉」をとらえていくことができればと願っています。
投稿のお願い
各メンバー、そしてサイトを訪れた方々へのお願いです。
「ことばと生きる」をテーマとし、みなさんにとっての「言葉」を教えてください。
具体的には、以下の画像から連想・発想・イメージされるあなたの「オノマトペ」や「方言」を
以下のフォームからお寄せください。
お寄せいただいたモノはこちらのページで随時、公開させて頂きます。
スタイルなどはまったくフリーです。
あなたにとっての「言葉」を、どうか教えてください。